検査
皮膚のトラブルは、見た目だけでは原因がわからないこともあります。必要に応じて専門的な検査を行います。
その場でわかる検査
顕微鏡検査
水虫(白癬菌)、カンジダ、シラミ、ヒゼンダニ(疥癬)などがいないか、その場で確認します。
ダーモスコピー検査
特殊な拡大鏡を使い、ほくろやシミが「良性か悪性か」を詳しく観察します。痛みはありません。
詳しく調べる検査
血液検査
アレルギー検査(View39など)、膠原病のチェック、一般健康状態の確認など。
皮膚生検(病理組織検査)
診断が難しい場合、皮膚の一部を少しだけ採取し、精密な組織検査を行います。
パッチテスト(かぶれの原因特定)
アクセサリーや化粧品などによる「かぶれ(接触皮膚炎)」の原因成分を調べます。金属シリーズ、パッチテストパネル、ご持参品の検査など。
ご注意ください
- 完全予約制です(事前に診察が必要です)。
- 夏場は検査を中止しています(汗でテープが剥がれるため)。
- 通院スケジュルはテープを貼ってから、48時間後・72時間後・1週間後の判定が必要です。
- 検査中は、入浴や運動に制限があります。(テープを剥がすまで、汗をかくこと、運動、入浴でテープを濡らすことができません。)
検査の流れについて
- 事前診察後、医師の判断で必要性がある方は検査の予約をします。
- 検査の説明、同意書の記載を行います。
- 検査スケジュール(火曜日スタートの例)
| 曜日 | 判定 | 内容 |
|---|---|---|
| 火曜日 | 貼付 | パッチテスト(テープ)を背中や腕に貼ります。 |
| 木曜日 | 48時間後判定 | テープを剥がします。1時間程度待ち時間が必要です。 |
| 金曜日 | 72時間後判定 | |
| 翌週火曜日 | 1週間後の判定 | 最終的な判定を行います。 |
治療
お薬による治療(外用・内服)だけでなく、症状に合わせた処置や機器による治療を行います。
基本的な治療
お薬の処方・処置
軟膏処置、傷やヤケドの処置など。塗り薬の正しい使い方も丁寧に指導します。
専門的な処置
液体窒素療法(冷凍凝固法)
イボのウイルスを凍らせて治療します。
水いぼ摘除
専用のピンセット等で除去します。
小手術(当院で対応可能なもの)
皮膚腫瘍切除、皮膚切開
症状によっては形成外科、外科の受診をお願いする場合があります。
紫外線治療:ナローバンドUVB治療について
- 完全予約制(待ち時間はありません。)
- 難治性、慢性皮膚疾患、難治性のかゆみがある方、外用治療に効果の限界がある方に相乗効果を期待するために紫外線治療を施行いたします。
- 外用量を減らせるメリットがあり、皮膚症状が広範囲に及ぶ方にも適しています。
- 尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、円形脱毛症、尋常性白斑、その他難治性、慢性疾患に有効です。
- 治療は週に1回~3回程度で照射することが効果的ですが、皮膚の状態によって回数は調節します。効果には個人差があります。
- 初診の方はご予約ができません。事前に診察をお願いいたします。
- 診察の結果、治療適応にならない場合があります。
対応が難しいケースについて(重要)
患者様の安全を第一に考え、当院の設備で対応が難しいと判断した場合は、適切な専門医療機関をご紹介させていただきます。
- 重症のヤケド、広範囲の外傷
- 動物に咬まれた傷
- 大型の手術が必要なできもの、悪性の疑いがあるもの