コメドとは
この初期段階を専門用語で「コメド(面皰:めんぽう)」と呼びます。
ニキビができる仕組み
Step1 コメド(白ニキビ・黒ニキビ)
毛穴に皮脂や角質が詰まった状態。まだ赤くはありませんが、ここでの治療が最も重要です。
Step2 赤ニキビ(炎症)
コメドの中で菌が繁殖し、赤く腫れてしまった状態です。
Step3 ニキビ痕(あと)
炎症が強すぎると、治った後もクレーター状の痕や赤みが残ってしまうことがあります。
ポイント
「赤くなってから」ではなく、「ポツポツ(コメド)」を見つけたらすぐに皮膚科へ!
これがニキビ痕を作らないための最大の秘訣です。
治療方針
- にきび痕にならないために、皮膚科専門医への早めの受診をおすすめいたします。
- にきびは様々な原因で再発する可能性があります。長期間の治療継続が重要です。
(短期間で治療終了とはならない疾患です。) - 当院は女性医師が担当しております。正しいスキンケア方法もご説明いたします。
薬による治療(保険適用)
患者様の肌の状態に合わせて、以下のお薬を処方します。
塗り薬(外用薬)
毛穴の詰まり(コメド)を改善する薬(過酸化ベンゾイル、アダパレンなど)、炎症を抑える抗菌薬
飲み薬(内服薬)
炎症が強い場合の抗生物質、漢方薬など(抗生物質は耐性菌を防ぐため、必要最小限の期間で使用します。)
その他のアプローチ
婦人科との連携
ホルモンバランスが原因と考えられる場合、併設の産婦人科と連携して治療できるのが当院の強みです。
自由診療(自費)
「早く治したい」「ニキビ痕をきれいにしたい」という方には、ケミカルピーリングやレーザー治療、光治療(IPL)などの選択肢もご用意しています。(詳細は美容皮膚科ページへ )
思春期の患者様・保護者様へ
勉強や部活で忙しい時期ですが、思春期のニキビはホルモンの影響で悪化しやすい特徴があります。
「そのうち治る」と放置せず、「痕を残さないために」早めの受診をおすすめします。
当院では、お子様のライフスタイルに合わせた無理のない治療計画をご提案します。
受診について
メイクオフ
診察時は、化粧水や日焼け止めも含め、すべて落としていただきます。
問診
以下のような内容をお伺いさせていただきます。
- いつ頃からできていますか?
- 今までどんな治療をしましたか?(お薬手帳をご持参ください)
- 普段のスキンケア、化粧品はどんなものを使用していますか?
- 生活スタイル、生理周期(女性の方)はどうですか?
- 食生活についてお聞きします。
スキンケア&メイクについて
洗顔のルール(1日2回朝・晩)
泡でやさしく
ゴシゴシこするのは厳禁!たっぷりの泡で包み込むように。長い時間をかけてオイルや多くの泡で洗わないようにしましょう。
すすぎはぬるま湯で
熱いお湯はNG。洗顔料が残らないよう丁寧に。
スクラブ・ブラシはNG
スクラブ洗顔やブラシなどで摩擦して洗顔しないようにしましょう。刺激を与えると悪化します。
保湿とメイクのコツ
ノンコメドジェニック
「ニキビができにくい」とテストされた化粧品を選びましょう。
シンプルケア
化粧水や乳液は、手でやさしく馴染ませます(コットンによる摩擦に注意)。
ファンデーション
リキッドより、油分の少ないパウダーファンデーションがおすすめです。スポンジでたたかない、こすらない、パフでやさしくのせます。
日焼け止め
紫外線はニキビの大敵。低刺激なものを使いましょう。